第1回駿台全国模試

第1回駿台全国模試

自己採点
英語…145~155/200
数学…90~100/200
物理…40/100
化学…40/100

感想

・英語

リスニングで受験したのは間違いだった。
英検型の(A)(B)は15/18点だったが、ディクテーションの(C)が0/12点。
(C)は8割ぐらいは書き取れたが、これは多分完答のみ点数が与えられるだろう。
ディクテーションの問題は実際に練習を積まないと解きづらいと思う。
音声を聞き取りながら答えを書いたが、音声をしっかり聞いた後で答えたほうがやりやすいと後になって気づいた。
答えを書いている途中で、次の箇所が読まれて悲惨。
リスニングの代わりに筆記を選択してたらもう+10点上乗せできそうだったのが悔やましい。

後は…今年の4月に学んだ「of its own accord」という熟語が実際に出題されて、学習の成果を実感。
文中ではitsではなくhisだったが、まあ似たような意味。
ともあれ、この問題は消去法でof its own accordを選択する問題だったっぽいが…他の選択肢が易しいから。


・数学

大問1
迅速に40点満点中の30点を確保。
最後の設問はやや計算がしんどい問題が出るのが定番だが、今回はそうでもなかったようだ。
解いたほうが良かったのかもしれない。

大問2
題意の取り違えを3度行う。
はじめは∠ABC=2∠ADBという条件を、∠BAC=2∠BADと誤読した。(こうなると角の二等分線の定理が適用できる為、おびき寄せられた)
2回目と3回目も角の設定を間違えたが、どこをどう間違えたかは忘れた。ただ、1回目のミスに気づくには時間がかかったが、
2回目・3回目は割りとはやめに間違いに気がつくことができたからそこまで問題でもない。
(1)はもはや公式として記憶している。
(2)は正弦定理を問題なく使用して解けた。
(3)ははじめは模範解答の通り余弦定理を用いて計算したのに、途中で複雑になったから解答を消した…。

【理由】
実際は途中で計算ミスをしていたから複雑になっていた。もしこの余弦定理の方針で解けるならば、途中式において二重根号が外れなければおかしい!という確信があり、この考え自体は正しかったのだが、計算ミスのせいで二重根号が外れない式を導いていた。
この二重根号を外せない式をみて、方針を間違えたな…と勘違い。方針を疑う前にまず計算ミスを疑うべきであった。


→ここで別の方針を考えて、
「そうなると、俺が受験したときの京大数学では、余弦定理を用いると解けず、正弦定理を用いるとさっと解ける出題があったから、もしかするとこの問題も余弦定理ではなく実は正弦定理を用いるのでは?」
と思い、∠ACB=∮と置換して正弦定理を立てたり、面積を2通りに表して条件式を追加したりで、試行錯誤するが結局解けずに時間を大幅浪費。


大問3
(1)は合っていたのだが、kが現れないので、間違えたのだろうか…と不安になる。
何度も何度も問題を読みなおして、自分の解答も何度も読みなおして考えに間違いがないか探して、結局これ以上時間をかけても仕方がないと思い答えを書いた。(正解)
(2)は(1)の不安を引きずったまま。立式自体はしたが、計算をしなかった。どうせ間違っているんだろうという思い込みからだが、実際は合っていた…勿体無い!
(3)は当然解いていない。

大問4
(1)は計算するだけ。(2)を見るに、(1)の数値から予測して一般項を予測しましょう…という誘導なのだが、一般項が分からなかった。
仕方ないのでa_20あたりまで計算したが、それでも分からない。
次にm=4および5でa_10まで調べたが、それでも分からない…。
もしかしてガウス記号でも使うのかな〜と思い、ガウス記号を使って色々と試してみるが分からない。
大問2,3がまともに解き切れていないのでこの問題は取りたい!と思ったが、結局大幅に時間を浪費して退散。

大問6(実質的に大問5)
(1)はすぐに解けた。
(2)は…この系統の問題は久しぶりだった。y=2te(-t)e^x+t^2-2tで、これをf(t)としてtが実数解を3つ持つことが条件だ!
というのは思い起こして文章にしたが、そこから進まなかった。微分してどうこうというのは何となく分かっているのだが、何故か手を付けなかった。
この問題はかなり簡単で、絶対に落としてはいけない完答必須問題だっただろう。いくら他ができなくとも、この問題を落とすと一発アウトレベルだ。猛省。
てか全く同じ問題をどこかで見た気がする。気のせいかな?


【敗因】
何度も過去記事にも書いていることだが、やはりまだ計算力が足りない。
いくら問題文の誤読をして時間を消費してしまっても、それを余裕を持って補いうるほどの強靭な計算力があれば建て直せる。


・物理
大問3で途中から間違えてNを残したままにしてしまった…せっかく大問丸ごと完答できたと思ったのに、残念だが点数は殆ど来ないと思う。
立式は全部あっているだけに残念だ。
大問1の前半でも少しミスがあるっぽいが、それはともかく、後半の[C]は素直に実力不足だった。
自宅にある問題集に類題あるか後で調べてみよっと
物理に費やした時間…75分(化学は残り45分)


・化学
無機・有機をそこそこ解いて、後は簡単そうな問題をつまみ食いした感じ。


【総括】
やっぱり2次が英数しかない大学を受験するのが一番良いんだと思う。
数学は結果として半分ぐらいだったが、これだけミスをしながら偏差値60ライン付近はあるだろうというのは悪くないかな。
2次では、「数学は半分死守、その上で高得点がたまに発生するラッキーイベント有(学コン効果)」「英語合格者平均点越え」が出来れば多分いけるはず。
理科の成績が微妙なのは、一応勉強自体はしているが、根本的に興味がないんだろう。
物理は今年の名古屋みたいに9割取れるときもあれば、今回のように根本的なところで雪崩式に大幅失点がありうるのが厄介。
今回の成績の取り方は、

>>5月の学習は、英語7割 古文2割 物理の波動5分 確率4分 その他1分の配分になる予定。

と5月のはじめの記事に書いたとおり、ほぼ英語しかやっていなかったからこのような偏った点数になったのだろう。
夏休みの時期は理科国語に重点を置くから、そのあたりの模試の出来に着目か。

【やること】
今月中に、この模試の復習をして身に付ける。
間違えた問題は今までやってきた問題集の中に類題があるかどうか確認、および計算ミスは計算用紙の計算過程をみて具体的にどこでどうミスしているか見て、ノートにまとめておく。
今日は英語の復習をして寝よう。