センター間近だが後は何をしようか

河合塾が出している桃パックの数学2Bがかなり難しいと言われていたので解いてみたが、90ちょっとの点数が時間内にとれた。
大問1の最後の設問は、空欄の形からして、計算せずに値を確信してπ/12(15度)を入れた。
π/10(18度)もありえなくはないが、π/10の導出はやや面倒になるので、問題の経過からしてありえないと判断。
大問4のベクトルはやめて、大問5の統計を解いたが、後ろから2番目の「タ」の空欄を求める問題は、立式することは出来るだろうが計算が面倒になるはずだと判断して無視した。
本番では、統計の問題においては、相関係数の具体的値を求める設問などの時間を食う問題は捨てて、17/20点程度を10分程度で取れれば良い。
計算がうるさい問題を無視することで45~50分程度で90点程度を確保して、その余った時間で計算ミスがあるかどうかの見直し、さらに時間が余ればそこで初めて解いていない問題に手をつけてみようと思う。
一番嫌なのが計算ミスで崩れて70点とかになっていまうこと。これだけは何が何でも避けたい。
数学2Bは特に90点程度取ることに関しては問題ないはず。
思い返してみれば、去年の数学2Bの試験では確か85点とかだった気がするが、能力的には90点あたりは取れるはずであった。
では何故それが出来なかったというと、大問3の数列の問題で、空欄がひとつしかないにも関わらず、自分が導出した値は「n-1」だったから、空欄に当てはまらず、もしかすると計算ミスをしていて、正しい値は「n」なのかもしれないと思って何度も計算ミスがないかどうかを確認して、結局計算ミスは見つからず、後になって問題文を読み進めてみると、「1. n-2 2. n-1 3.n 4.n+1の中から選択」という類のものであったと気がついて時間を大幅にロスしたのであった。
こういう致命的なケアレスミスが本試験においては普段自宅で解いている場合よりも起こりやすいので特に注意したい。


数学1Aはここ最近の大問3(図形)の過去問を解いてみたが、いずれも10分程度で満点をとれた。難しいと言われていた2010年の図形も簡単だった。何故こんなのが解けなかったんだ?
これだけは言えるが、図はかなり綺麗に書いたほうが良い。しょぼいふにゃふにゃの直線とか、下手くそな円もどき(楕円ですらない)とかを描くと、実力的には解けるはずの問題でも解けなくなる。
本番では定規やコンパス(compassと書くのでローマ字的にはコンパスと読めるけど、英語の発音ではどちらかというとカンパスと発音する。発音問題頻出。comはたいていはコンと発音するが、company compass comfortableのcomはカンと発音する例外がある)が使えないのが嫌だが、受験票や鉛筆などを駆使して綺麗な図を描きたい。
模試とかでよくある数学1Aの壊滅パターンと言えば、まあ大問1,2は問題なく解けるが、大問3で躓いて大幅に時間をロス、それで仕方なく大問4に手を出すが、時間が少ないのを気にし過ぎて、問題文を把握するために具体的に求められている場合の例を実際に挙げてみることなく横着に解こうとすることで、壊滅。最初の、適当にC[n,r]に代入するだけで解けるような問題だけとれて終わり、というパターン。
大問3の図形問題をささっと解ければ、大問4確率にスムーズに接続できる。
数学1Aは図形問題にかかっている。大学への数学で有名な東京出版のセンター数学マニュアルに挙げられている重要構図はとても役に立った。
重要構図1の、直角三角形の性質は特に使える。別に覚えていなくても導出はできるが、試験の性質上覚えておくと大変便利。

化学は今のところ一番自信がある。知識問題がだいたい70点程度出るが、そこで落とすことはまずないはず。
過去問全部(追試含めて約30年分)と河合・代ゼミ駿台・旺文社・Z会の模試問題集(約30年分)と、今まで受けてきた模試(約15年分)と、昔の駿台・河合の模試問題集(2007とかそこらへんのを少し買った。約15年分)をやって、さらに間違えた問題は復習しやすいようにメモ帳に問題番号を記しておいて、何度も復習した。
計算問題も知識問題も自分の間違いのパターンを把握したから、そこを抽出して、数ページ程度分をノートにまとめておいた。
今年の化学の問題では、多分アセトアルデヒドかエチレンの製法が出ると思う。

物理は化学ほどではないにしても、たくさん解いて、頻出の間違いを把握しておいた。
やっぱり、間違える問題は似たような傾向にある。たいていケアレスミスだが、そのケアレスミスにも共通点が多い。
例えば、粗い床が一部あって、物体がその粗い床を左から右に移動する、その次にバネやら壁やらで跳ね返って、物体が粗い床を右から左に移動する。
このとき2回分だけ、つまりμ'mg(2l)となるが、ここでμ'mglとしてしまう…というミスが何回かあった。

英語Rは河合パックでもz会パックでも大問1,2だけの失点で、それ以降は20分ほど時間を余して満点だった。特に本試験では問題ないはず。
一方英語Lが36~40点程度なので不安なのだが、去年の本試験ではリスニングの点数が44点も取れていたようだった。
何で去年、44点もとれているのか謎。平均は25点ぐらいだったから難しい部類だったと思うんだが…。
今年も44点程度取れれば良いけど、まあ高望みして失敗すると嫌だから別に36とかでもいいや。

次に倫理。たぶん、本試験では90点程度の点数に落ち着くと思う。
模試でも満点は取れなかった。MAXで97点とかだった。別に9割取れれば問題ないから別にいい。
明日から一気に復習する。

最後に国語。これが一番やばい。本試験では120点程度を見積もっている。
120点なら取れるはず…。本当に難しい。模試では120~170点だった。
国語120を取ったとしても、他科目で頑張れば、大学を選べば換算で86~87%程度出るから何とか勝負できるラインにはのれる。
なんやかんやでセンター2日目の理数にかかってる。