4択なのに正答率9%のセンター倫理(駿台)の問題

2010年センター試験実戦問題集倫理第5回で、四択なのに正答率9%の超難問があった。

アメリカの政治学ハンチントンが提唱した「文明の衝突」という考え方に関する説明として最も適当なものを、次の1~4のうちから一つ選べ。

(1)東西冷戦の終結後、イデオロギーの対立として、社会主義と資本主義での政治的対立が激化する、という考え方。

(2)東西冷戦の終結後、イデオロギーの対立として、文明社会と未開社会の間での文化的対立が激化する、という考え方。

(3)東西冷戦の終結後、イデオロギーの対立に代わり、先進国と途上国の間での経済的対立が激化する、という考え方。

(4)東西冷戦の終結後、イデオロギーの対立に代わり、欧米とイスラームの間での宗教的対立が激化する、という考え方。


適当に選んでも正解する確率は25%なのだが、この問題の正答率は9%。
多分、(2)を選んだ人が多かったのか?
答えは(4)だが、用語集でも頻出度11段階中での1(最低)だから知らなくてしょうがない問題。